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February 10, 2007

ソウルミュージック考

今はどうか知らないが。私が中学の頃にはヘルマン・ヘッセの「車輪の下」が国語の教科書の定番だった様に思う。ドイツが舞台のこの作品が気になった私は4〜5キロ離れた本屋に自転車で行った際に探してみたが運悪く無くてかわりに同じ作者の「デーミアン」を購入した。

ちょうど同じ頃発表された「Santana」の「Abraxas」はソウルファンにもラテン系のサウンドとの関わりの中で押さえておく必要が有るアルバムだ。ジャケットの裏面には「デーミアン」の一節が紹介してあり「Abraxas」はこのなかの神の名前でもある。

ジャッズ、ロック、フォークをはじめ多くの音楽を聴き始めたのもこの頃だが、のめり込んでいったのはソウルミュージックだった。背中を押したのはヘルマン・ヘッセの「デーミアン」かも知れない。

ピストーリウスとの出会いの際に主人公であるエーミール・ジンクレールが云った言葉.....

「いいえ。音楽を聞くのがすきなんです。でも、あなたが演奏なさるようなものだけです。まったく制約を受けない音楽、それを聞いていると、人間が天国と地獄をゆさぶっているのが感じられるような、そういう音楽だけですけど。音楽は、ぼくは大好きなんですが、それは音楽には、道徳的なところがほとんどないからだと思います。......」

捉え方はいろいろ有るのでしょうが、ソウルファンには少しは分かってもらえるかも知れない。

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